ソラタのクリスマス写真。
私は、12月の始めには、計画を立てていた。
ひとり盛り上がって、わくわくしていた。
もちろん、ソラタも喜んでくれるような気がしていた。
十数年ぶりに、毛糸を買って、
ソラタのサンタ帽子を編んだ。
赤と白に、金の星をつけた。
さすがに完成度が低いなあと思ったけれど、
写真は、大丈夫。
きっとかわいいはず。
ところが、なんと、ソラタの強烈な拒否にあってしまった。
どうして?いつもお澄まししてくれるのに。
半べそ状態で、嫌だというソラタ。
もしかして、この完成度の低さに怒ってるの?
撮影も拒否。
でも、もしかして。
ニットの帽子写真にあこがれてた私は、次の日、
ショップで帽子を買ってきた。
これなら、なんとか我慢しよう。とソラタ。
でも、ほら、なんだか小さいでしょ。
2個目を編んでみたの。
少しは、まともになったと思うのだけど。
もちろん、この帽子も、一瞬頭に乗せてくれただけだった。
帽子は、嫌!
私の無謀な挑戦のため、
赤い帽子がすっかり嫌いになってしまったソラタ。
ソラタの衣装ケースにたくさん入っていたサンタグッズ。
今年は、広げてみただけだったね。
furahajournalのyunkさん企画、
「PAPILLONS ET CHATS ~3匹のチョウチョと38匹のネコ~」に、
参加しました。
昨日、待ちに待った本が到着。
本当に嬉しいクリスマスプレゼント。
編集してくれたyunkさん、ありがとう。
一緒の本ができた、みなさんにありがとう。
猫ちゃん達にありがとう。
ソラタにありがとう。
今回の企画は、3匹のチョウチョというテーマ。
最初に想像したとおり、普段の撮影とは違う
とても、難しく、そして楽しい撮影だった。
始めは、部屋のあちこちに、(ソラタが寛ぐだろう場所を狙って)
チョウチョを配置。
タイミングを見つけては撮影。
でも、なかなかうまくいかない。
あ、もうちょっとソラタ右!と言っても動いてくれるわけもなく。
ソラタがいい感じで、撮影に夢中になっていたら、
黄色の蝶が、外れていない!とか。
そのあと、やはりセッティングを決めて、
そこへソラタの登場を願おうと
いろいろ作戦を練る。
自然光で撮りたかったので、
天気待ちもしばしば。
2ヶ月の撮影も終盤。
たくさんの写真を改めて眺めてみて、思った。
私だけじゃなく、ソラタが一生懸命。
これはすべて、私の写真じゃなくて、
ソラタの写真だ。
モデル料代わりのブラッシングを、いつもよりたくさん、
たくさん、丁寧にしながら、ソラタ君にありがとうを。
そして、yunkさんへ、
もう一度、本当にありがとう。