
旭山動物園に興味を持ったのは、
まだ、ペンギン館が出来たばかりの頃。
しろくま館がこれからできるという頃だった。
行こうと思っているうちに、3年が過ぎ、
あっというまに、この人気。
平日に休みをとれなければ、行ける状態ではなかった。
そして、やっと念願はたした先週。
混んでいた。


冬の営業、平日だというのに、観光バスは30台以上。
台湾など、海外の観光客が多いと思いきや、
以外にも、ほとんど国内。
あちらこちらで、聞こえるのは、
どこの土地がわからない方言ばかりだった。
これは、まだまだ、人気の落ちる気配はない。
さて、動物園の第一印象は。
小さい。
広さが取り柄とも言われかねない北海道で、
なんとも、すべてがこじんまりしている。
あざらし館の水中ドーム施設など、
あまりに狭くてびっくりした。
ところが。
そこに、あらわれたあざらしは、
想像以上に大きい。大きくみえる。
この、空間の中で、あきらかに、主役になっている。
ああ、こういうことなんだと思った。
なんども、語られていることだけれど、
旭山動物園の魅力は、
見える動物の姿が1種類ではないことだ。
みたことない角度で、そして、すぐそばで。
そして、このあざらし達は、観客に餌をねだってこびたりしない。
(子供のころ行った水族館の海獣たちに、脅迫に近いほど、
餌をねだられ怖い思いをした私は、あざらしが好きじゃなかった。)
もちろん、餌を与えるような客がいないせいだけれど、
基本的にマナーの悪い人間にも、
餌をもらって喜ぶあざらしなどに興味を持たせない、
持たせる暇などないからだ。

そういえば、どの施設も臭くなかった。
臭いのは、むしろ、人間。
バスで、飲み過ぎただろう!と思わずいいたくなるほど、
酒臭いこと、度々。
フラッシュは、禁止と、耳がたこになるほど、
言われても、言われても、
直せない人間。ああ、なさけない。
日本一有名な動物園の、動物達は、
バカな人間達よりもずっと、
態度も、表情も、セレブ感に
満ち満ちていた。

















